白山周辺(石川) 後高山(649m) 2024年5月1日(水)  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:05 680m鞍部−−7:33 月惜峠(標高580m)−−7:47 スキー場−−8:00 後高山(神社)−−8:09 スキー場を離れる−−8:23 月惜峠(標高580m)−−8:54 680m鞍部

場所石川県白山市/金沢市
年月日2024年5月1日(水) 日帰り
天候曇&ガス
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口(680m鞍部)に駐車場あり
登山道の有無一級の登山道あり
籔の有無体に触れる藪はほぼ皆無
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント「しりたかやま」と読む。奥獅子吼山に引き続いて680m鞍部から往復。鞍部から山頂まで林道が続いているが、鞍部で工事のため通行止めの表示と車止めがあったために歩いて往復した。山頂付近は獅子吼高原のスキー場で広くなだらかだが一番北側の神社が649m標高点で最高点




680m鞍部 後高山登山口
ヤマブキ チゴユリ
椿 ツボスミレ
カタクリの種 オオタチツボスミレ
680m鞍部で林道に接する 680m鞍部から西斜面を巻き始める
ウマノアシガタ 標高670m付近
御堂山(734.5m三角点峰)入口 ヒメウツギらしいが自信なし
標高580m付近の月惜峠避難小屋(閉鎖中) 標高580m付近の八幡町方面分岐(月惜峠)
下山の話だろう 鶴来市街地が僅かに見えた
540m鞍部 スキー場南端
濃い霧に覆われる ゴンドラ山頂駅
案内板 山頂の神社入口。鳥居が壊れている
山頂部の案内図。だいぶ薄くなっている 神社が地形図の649m標高点だった
神社南側の林道入口 スキー場南端から登山道へ入る
登山道へ入ってすぐ 540m鞍部から東側の林道を見ている
540m鞍部と林道は繋がっていない 月惜峠避難小屋(閉鎖中)
ノウゴウイチゴか? 680m鞍部の御堂山(734.5m三角点峰)入口
犀鶴林道の680m鞍部 680m鞍部から金沢側は工事で通行止め
犀鶴林道入口


 読みは「しりたかやま」。珍しい読みだが北海道の後志(しりべし)支庁の例があるので読めないわけではない。山頂は傾斜が緩やかな高原状のスキー場で、最高点が分かりにくそうなのでGPSに649m標高点の緯度経度を入力しておく。

 奥獅子吼山に引き続いて後高山に向かう。地形図を見ると山頂まで車道が続いているので、車道が使えるならば680m鞍部から入れるところまで車で入るのだが、680m鞍部には工事で通行止めの看板と奥獅子吼山に出発前に設置された工事業者のユニコーンの車止めが置かれていて、こんな早い時刻でも既に工事関係者が入っていったことが分かる。工事箇所は不明でもしかしたら私が利用する範囲以外の可能性もあるが、下手に入ってトラブルになるのもイヤなので素直に歩くことにした。往復でも2時間はかからないだろう。

 奥獅子吼山から引き続いて登山道は相変わらず良好。登山道の両側には花が終わって種を付けたカタクリが最も目立つ。スミレでは奥獅子吼山では発見できなかったツボスミレが見られ、ウマノアシガタ、ヒメウツギらしい花がたくさん咲いていた。ほぼ咲き終わりのオオタチツボスミレもあちこちで見られた。これまた他にヤマブキや椿、チゴユリも見られた。

 登山道は720m峰を越えて680m鞍部に下ると東側に林道が登場。次の734.5m三角点峰(御堂山)はてっぺんを通過する道が尾根通しに存在するが、南側に巻道があるので今回はそちらを利用。標高580m付近では八幡町から上がってくる登山道が合流し、避難小屋らしき建物が登場。帰宅後に調べたところ、ここは月惜峠と言うらしい。建物は避難小屋だが現在は閉鎖中とのこと。避難小屋には獅子吼高原ゴンドラの最終時刻に注意との文言が。ゴンドラで後高山に上がって奥獅子吼山を往復するパターンがあるようだ。

 月惜峠から緩やかに下って540m鞍部で林道と接するのかと思ったら、登山道がある細く傾斜がきつい尾根は深い藪で林道と断絶されていた。地形図では林道の道幅は細いことになっているが、ここから見える林道は実際には2車線幅で舗装された立派な道だった。

 540m鞍部から登り返して標高580mでスキー場の南端に到着。登ってきた登山道の入口がスキー場から下ってくる方向では分かりにくいようで「登山道入口」の標識が出ていた。ここからは広く緩やかなスキー場を歩くが舗装された道は左右に分かれている。右の道の方が山頂に近そうなので歩き始めると「カート」の文字が。どうやら電動カート専用道らしい。おそらくまだ営業開始前で歩いても問題ないと思うが、念のために草の茂ったゲレンデを横切って西側の歩行者用舗装道路に乗り移った。

 このまま緩やかに上がっていくと霧の中からリフト駅が登場。自動車が置いてあるのでここまでの車道は通行可能らしい。ただし、今回私が使った林道の他に北側からアクセスする道もあり、どちらが使えるのか、もしくは両方が使えるのか分からない。

 リフト駅を通過してなおも北に緩やかに上がる。649m標高点がある神社はここより北にあるはずだ。しかし霧がかかって山頂は見えない。舗装道路を歩いて林道が合流する地点に壊れた鳥居が登場。この奥が神社らしい。鳥居を潜るとすぐに小さな神社が登場。「獅子吼白山比盗_社」と書かれていた。ここで安全登山を祈念した。

 この先は明らかに下っていてここが最高点と思えるが、念のためにGPSで649m標高点の位置と合っているか確認してみると、神社がぴたりと一致した。周囲には山頂標識は見あたらなかった。神社周辺は平坦で特段高い場所は無く、神社のある一帯を山頂としていいだろう。

 帰りは往路を戻る。終始ガスは濃かったものの、幸いにして往復とも雨が落ちてくることは無かった。

 

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